平成29年8月21日 第二回目
2017年8月21日(月)|葬儀社の日常
皆さんご無沙汰しております佐藤です。
前回は、家庭菜園のブログでしたが夏野菜も終わりました。
多少は口にすることが出来ましたので満足しております。
ところで、皆様は戒名は死後の名前ではないこと、ご存知ですか?
戒名は死んだ時にお坊さんにつけて頂くもの・・・・・・
そう思っている人が多いでしょうが、これは大間違いです。
戒名は、仏門に入った者、つまり仏の弟子になったときに与えられる名前のことで、
本来は生前に与えられるもの。
ただし、浄土真宗の場合は戒名と言わず法名という名前が用いられます。
もともと戒名は二文字だけでしたが、やがて戒名の上に院号や道号が、
そして下に位階や性別をあらわす位号が加えられるようになり、
全体を戒名とよぶようになりました。院号というのは本来、天皇が退位したときに
付けられたものでしたが、江戸時代に入ると公家(くげ)や大名などにも付けられるようになり、
現在では寺院の興隆や仏教、社会への貢献が顕著な篤信者に与えるれるようになりました。
さて、戒名とは切っても切れないのがお布施です。戒名自体には値段がないとされていますが、
実際はお布施の額によって戒名は異なります。一般的に長ければ長いほど高価で、
例えば石原裕次郎さんの戒名は「陽光院天真寛裕大居士」などは、かなりのものと思われます。
しかし、上には上があります。
この頃は、朝晩が涼しい日が続いておりますけど、お体には気を付けてお過ごし下さい。
また、次回までお元気で失礼します。