9月に入りました
2017年9月4日(月)|葬儀社の日常
ご無沙汰しております。ブログ2回目の檜山です。
9月に入り、ずいぶんと過ごしやすくなってきましたね。
秋の気配を感じます。
さて、9月には秋のお彼岸があります。
春と秋のお彼岸は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、
西方に沈む太陽を礼拝し、遥か彼方の極楽浄土に思いをよせたのが
彼岸のはじまりといわれています。
かつて、お彼岸は写経や読経などが行われる1週間の修行期間でした。
江戸時代に庶民化し、寺参りや墓参りとして普及し、お盆と並ぶ
「先祖の手を合わせる仏事」として今日に伝わっています。
お彼岸には、お供え物として「ぼたもち」「おはぎ」がありますが、
春に咲く牡丹にちなんだのが「ぼたもち」、
秋の萩にたとえたのが「おはぎ」だといいます。
お彼岸は1週間ありますが、その期間にお墓参りが出来なくても
ご先祖様や亡き個人を大切に想う気持ちが一番大事だと思います。
「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、お彼岸の頃には残暑も影を潜め
随分と過ごしやすくなっているのではないでしょうか。
最近、日中と朝晩の温度差があり、体調を崩しやすくなっていますので、
皆様風邪などひかぬようお過ごしください。
檜山 敏文