平成29年10月16日 第三回目
2017年10月16日(月)|葬儀社の日常
皆さん、お元気でしたか佐藤です。
今日は少し難しいお話を書き込みします。
四苦八苦(しくはっく)の語源を知っておりますか。
もともと仏教語で、人間にとって逃れることができない
あらゆる苦しみを言います。
「四苦」は、生苦、老苦、病苦、死苦の四つの苦しみをいい
「八苦」は、これに愛別離苦(愛する者と別れる苦しみ)
怨憎会苦(おんぞうえく)(憎しみ合う者と会う苦しみ)
求不得苦(ぐふとくく)(求めるものが得られない苦しみ)
五陰盛苦(ごおんじょうく)
(人間の心身を構成する、色、受、想、行、識の五要素
つまり人間に生まれてきたことで、受ける苦しみ)
の四つを加えたものを言います。
すなわち人間の苦悩の原因と人が避けることのできない苦しみを
言います。日頃から考えたくない事ではありますが、いつかは迎え
なくてはならない事かもしれません。
ではまた次回まで、失礼します。