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片桐葬祭

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片桐葬祭ブログ

3回目

ご無沙汰しております。
ブログ3回目の檜山です。

今回は日本文化と禅について少しお話したいと思います。
禅とは「生き方」「心のあり方」です。
日常生活を整えることが修行です。
目に見えない禅の心は、姿形・作法に反映します。
「清貧で質素」が基本です。
禅の「質素」を反映した銀閣寺にみられる書院造は
近代の和風住宅にも影響を与え、
枯山水の庭は、水を用いることなく白砂や小石で、
水の流れや海を表現します。
「捨てることで、本質を表現する」ことは、
禅の思想そのものです。
禅宗の修行道場では、
食事をつくることも食べることも禅の修行です。
「命あるものに感謝し、命を生かす」実践の場です。
一般的に見かける精進料理は、
修行僧の食事の応用料理です。
また、いろいろな食べ物のなかで、
建長寺で考案された野菜の汁物が「けんちん汁」
禅寺で考案されたのが「ゴマ豆腐」
隠元が伝えたのが「インゲン豆」
江戸時代に沢庵和尚が考案したのが「沢庵漬け」
そのほかに「ぜんざい」やドリンクの「カルピス」も、
仏教と縁の深い食品と言われています。
皆さんも知らないうちに
「禅」の心に触れているのではないでしょうか?

これからますます寒くなってきますので、
風邪をひかないよう気をつけてお過ごしください。